第9回 道東大家塾 2019/05/12(土)
第10回 道東大家塾 2019/05/13(日)
第一部「ホームステージングで空室改善!」
講師:合同会社ロックアップ
業務執行社員 工藤正和氏
第二部「明日から実践出来るひと工夫で満室にする為の掟」
講師:満室プロジェクト株式会社
代表取締役 上田正人氏
皆様、大変ご無沙汰しておりました。
お久し振りの道東大家塾ですが、道東で活躍している3名が副塾長として加入し、新たな布陣での船出となりました。
どうぞ宜しくお願い致します。
また、大変お恥ずかしい話なのですが、第8回から今回まで、相当の時間が経過してしまっていたため、第9回が欠番となってしまいました。
このまま「幻の第9回」が伝説になってしまうと、主催者の我々は「第9回って、いつ開催したの?レビューはどうして載せないの?」と、永遠に幻の存在を追及され続けることとなり、後世に理由を語り継がなくてはいけなくなってしまいます。
このことから、今回、令和最初の道東大家塾が開催された5月12日(北見市)を便宜上「第9回」としまして、同じ内容で翌日行われました5月13日(帯広市)を「第10回」とすることで辻褄を合わせることと致します。
恥ずかしさのあまり、字も小さくしております。皆様どうぞご了承下さい。
第1部は、2018年にホームステージング専門の法人を設立し、北海道で初めて(一社)日本ホームステージング協会が認定するホームステージャー2級認定講師となった、合同会社ロックアップの工藤正和さんにお越し頂き「ホームステージングで空室改善!」と題して、ホームステージングについてご自身の物件で施工した経験、データや実例を基にお話頂きました。
専門誌でもこの「ホームステージング」という言葉を見かけるようになったのは、ここ1~2年と言ったところですが、この演出方法を実践する際のコツ、考え方など、ただ空き部屋に家具を置くだけではなく、どのような人に住んでもらいたいのかを想いながら設えることによって、空室対策として非常に有効な手段であることが理解出来ました。
続いて第2部は、札幌で管理戸数600戸以上の管理会社を経営されている満室プロジェクト株式会社代表取締役の上田正人さんをお招きし「明日から実践出来る!ひと工夫で満室にする為の掟」と題しまして、実際に行われている「ひと工夫」を、実際施工された多数の写真と共に教えて頂きました。
どうしても自身の物件の年数が経過すると、新築物件と比較されることで家賃を下げざるを得なくなるなど対策が限られてしまう中「フルさを消す」リフォームを施すことで、闘える物件にすることが可能である、という様々な掟を学ぶことが出来ました。
奇しくも、1部、2部とも共通していたのは「入居者のターゲットを決める」ということでした。
今までの賃貸経営は「待ち」の姿勢でしたが、これからはオーナーが「どのような入居者に住んでもらいたいか、ターゲットを決めた上でリフォームやホームステージングを行う」ことで、個性的な空間を演出し、入居者に対してアピールをすることで、人口減、世帯数減にも負けない賃貸経営が可能となる、ということを2名の講師から学びました。